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【珪藻土とは】

藻類の一種である珪藻（植物性プランクトン）の殻の化石が堆積してできた天然鉱物。耐火性に優れているため、日本では古くから七輪の材料として使用されてきました。近年は珪藻土の特性である保温性、吸放湿性、脱臭性、断熱性を活かし、建材分野に進出。自然志向、健康志向の高まりと相まってニーズが高まってきています。

また、カラーバリエーションも豊富です。写真のカラーチャートは、四国化成さんのけいそうリフォーム KRM-Sです。

室内を快適な環境にしてくれる素材

珪藻土やしっくいには、自然素材と同様に調湿効果があります。さらにしっくいには抗菌作用も期待できる素材です。珪藻土やしっくい塗りの壁は、室内を快適な環境にしてくれる効果があります。

汚れがつきにくい素材

そして、これらの自然素材の壁のもうひとつのメリットは、汚れがつきにくいことが挙げられます。ビニールクロスの壁の場合、テレビや冷蔵庫の後ろには静電気が起きてホコリが吸い寄せられ、壁面が黒く汚れることがあります。自然素材の壁は静電気が起きず、黒ずみが出ません。

珪藻土の特徴

■調湿機能
湿度が高い時は水分を吸い、
■乾燥しているときは水分を吐きだします。
■脱臭効果
小さな穴が、匂いやタバコの煙を吸着してくれます。
■断熱効果
モルタルの約１０倍程度の断熱性を持っています。
■防火性
珪藻土自体は、燃えない物質で出来ています。
■遮音性
多孔質により音の反響が少ないです。

※これらのメリットは、珪藻土が多孔質となっているからです。上記の画像は珪藻土の拡大